情報化施工について

情報化施工とは、建設事業の手順である、調査、設計、施工、監督・監査、維持管理のうち「施工」に着目して、ICT(情報化通信技術)の活用により得られた電子データを活用して高効率・高精度な施工を実現します。
さらに得られた電子データを別の施工で活用することによって、建設工事全体の生産性の向上や品質の確保が図れます。
国土交通省では、直轄の道路土木工、舗装工、河川土木の各工事において、大規模の工事では2010年度までに、中小規模の工事では2012年度までに、情報化施工を標準的な施工・施工管理方法として位置づけています。

当社では、トプコン様のご協力のもと、情報化施工をいち早く導入しております。

建設ICT

建設事業における「調査・設計・施工・維持管理・修繕の一連の建設生産システムにおいて、効率化・高度化による生産性向上に寄与する情報通信技術」を「建設ICT」といいます。
ICTとは「Information and Communications Technology」の略で、GPS、無線LAN、インターネット、PHS、パソコンなどの情報通信技術を使って自動化を図ることです。この技術を建設機械に利用したのが建設ICTなのです。
例えば、ブルドーザーやグレーダーの排土板をGNSS(汎地球測位航法衛星システム)やトータルステーションを利用して自動制御することにより、オペレーターの操作を簡素化することができます。

 

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